杉並区とその周辺を拠点とする建築家による展示企画です。
今年のテーマは「これからの価値」
~ Values of the future~
コロナ渦の中による開催で、建築を通しての様々なこれからの価値がみつけられる展示を趣旨としています。ふるまい時代のセカンドハウスと街路のホテルリノベーションの作品を展示しました。作画は街路のホテルリノベーションの心象風景のボールペン画を展示しました。
ブックレット:ふるまい時代のセカンドハウス・街路のホテルリノベーション
寄稿文:
人類はCOVID-19によって全世界共通の問題にさらされることで、文化・歴史・地域・性別をも超えて、ひとりひとりのふるまいのあり方を問われ、観念よりも身体、集団よりも隣人といったより初源的なアプローチに目を向けさせられているように感じます。個々人は如何にふるまい、如何に生きるかを考え続けることを突き付けられています。今、世界から身体までが一連なりに繋がった“ふるまいの時代”が始まったのではないかと感じています。
(渡邉圭)
COVID-19は、社会を制限するだけでなく、解放する方向にも働きかけるきっかけとなっています。場所にとらわれない働き方を自由にする建築の創造や、都市と地方を横断した新たなコミュニティとよりそう暮らし方の提案が、より強く人々から求められていると思います。
(山梨綾菜)
展示期間:2020.09.01~09.11
展示場所:杉並区役所2階
杉並区民ギャラリー