桃山学園

kw+hgアーキテクツ勤務時担当物件
(プロポーザルコンペ・基本設計・実施設計・現場監理)

2015年に行われた公募型プロポーザルにより選定され、2018年に竣工・開校した小中一貫教育校です。中学校の敷地に歴史ある二校の小学校を統合し新たな小中一貫教育校として整備する中で、保護者・地域の想いを形にするため、打合せやワークショップを密に行い計画を進められていきました。敷地は筑波山から桜川に向けて南流する男女川(みなのがわ)と、広大な田園風景の広がる美しい環境にあります。筑波山に向けて雁行して配置し、PCフレームで構成された内部廻廊と外部廻廊に各教室を開くことで、生徒の個性がにじみだし、わくわくする、勉強が楽しい学校になるようなしつらえを計画しました。廻廊を構成するフレーム柱は、歩いているとゆらゆらと近づいたり離れたり、学校全体を特徴づけるリズムを生み出しています。

2015.11~2018.03
計画敷地:茨城県桜川市
主要用途:小中一貫教育校
敷地面積:865,791.51 ㎡
建築面積:6,006.97 ㎡
延床面積:9,372.11 ㎡
構造  :RC造、S造
階数  :校舎棟 地上3階
     プール・体育館 地上3階
撮影  :小川重雄

Facebook